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IP 設定を構成する

everRun Enterprise システムおよび各ノード (つまり各物理マシンまたは PM) のインターネット プロトコル (IP) 設定を構成して、ネットワーク マスク、ゲートウェイ アドレス、および Domain Name System (DNS) サーバの IP アドレスおよび値を設定したり変更します。

everRun Enterprise ソフトウェアのインストール時およびインストール後に、everRun Enterprise システム用に 1 つと各ノード用に 1 つずつ、合計 3 つの IP アドレスを構成します。これらの IP アドレスやその他の IP 設定は、インストールを完了した後も以下の手順で変更できます。everRun Enterprise システムには静的な IPv4 アドレスを指定する必要があります。

: IP 設定の構成に使用する手順は、everRun Enterprise システムが同じサブネット内にとどまるか、新しいサブネットに移動するかによって異なります。ニーズに合わせて適切な手順を使用してください。

システムやノードの IP 設定を変更するには (同じサブネットの場合)

この手順は everRun Enterprise システムおよびすべての仮想マシン (VM) を実行したままの状態で行います。ただし、システムの IP アドレスを変更する場合は everRun 可用性コンソール とシステムとの接続が一時的に失われることがあります。新しいシステム IP アドレスの everRun 可用性コンソール には 1 ~ 2 分以内にアクセスできるようになります。(各ノードのノード IP アドレスはそれぞれ個別に変更でき、その場合コンソールの接続は失われません。)

  1. 左側のナビゲーション パネルで [基本設定] をクリックして [基本設定] ページを表示します。
  2. [IP 構成] をクリックします。
  3. [システム IP][Node0 IP]、または [Node1 IP] のいずれかのタブをクリックします。
  4. 次の設定に適切な値を入力します。
  5. [保存] をクリックするか、以前の値に戻すには [リセット] をクリックします。

    システム IP アドレスを変更した場合、[ポータルの再起動が必要] ダイアログ ボックスが表示されます。1 分ほど待ってから [OK] をクリックすると、ブラウザが新しいシステム IP アドレスにリダイレクトされます。

  6. 該当する場合は次のタブをクリックしてステップ 4 および 5 を繰り返します。

システムやノードの IP 設定を変更するには (新しいサブネットの場合)

新しいサブネット用にシステムの IP 設定を変更するには、通常の場合ノードの物理的なネットワーク接続を変更する必要があります (たとえば、PM を移動する場合はネットワーク ケーブルをいったん抜いてから差し込み直します)。ノードからケーブルを切断する前に、ノードをシャットダウンする必要があります。

注意事項: この手順はノードのシャットダウンが必要となるため、計画的なメンテナンス期間中のみに行ってください。
前提条件: ネットワーク管理者から次の IP アドレスを (IPv4 形式で) 入手します。
  1. プライマリ ノードの既存の IP アドレス。システムの IP アドレスを変更すると、everRun 可用性コンソールとの接続が失われます。 プライマリ ノードの既存の IP アドレスを使用して everRun 可用性コンソールに再接続します。
  2. 新しいシステム IP アドレス、および該当する場合はその他の新しいシステム IP 設定。
  3. ノードの新しい IP アドレス、および該当する場合はその他の新しいノード IP 設定。
  1. 左側のナビゲーション パネルで [基本設定] をクリックして [基本設定] ページを表示します。
  2. [基本設定] ページで [IP 構成] をクリックします。
  3. [システム IP] タブをクリックします。
  4. [IP アドレス] に新しいシステム IP アドレス (新しいサブネット) を入力し、該当する場合は以下の値も入力します。
  5. [保存] をクリックして値を保存します。

    システムの IP アドレスを変更したので、[ポータルの再起動が必要] ダイアログ ボックスが表示されます。[OK] をクリックします。

    : [OK] をクリックすると、新しいシステム IP アドレスにリダイレクトされてeverRun 可用性コンソールとの接続が失われます。
  6. Web ブラウザを開いてプライマリ ノードの既存の IP アドレスを入力し、everRun 可用性コンソールに再接続します。
  7. システムをシャットダウンします。「システムをシャットダウンする」を参照してください。
  8. ネットワーク ケーブルを切断し、必要に応じて PM を新しい物理ロケーションに移動したり、ネットワーク ケーブルを新しいスイッチ ポートに接続します。
  9. 各マシンの電源ボタンを手動で押して、各 PM に電源を投入します。
  10. everRun 可用性コンソールが起動したら (10 ~ 15 分かかります)、Web ブラウザを開いて新しい everRun システム IP アドレスを入力してログオンします。
  11. [基本設定][IP 構成] に移動します (上記のステップ 1 と 2 を参照してください)。
  12. [Node0] または [Node1] のタブをクリックします。
  13. ノードの新しい IP アドレス、および必要に応じてその他の設定の値を入力します。
  14. [保存] をクリックして値を保存します。
  15. もう片方のノードでステップ 12 ~ 14 を繰り返します。

関連トピック

ソフトウェアのインストール

[基本設定] ページ

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everRun 可用性コンソールを使用する

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