SplitSite 構成は、2 つの別々のサイトにある 2 台の物理マシンを接続します。これはディザスタ トレラントな展開方法で、ハードウェアの冗長性だけでなく、それを含む物理的なコンピュータ室や建物の冗長性も維持されます。SplitSite 構成は地理的に距離があることから、コンポーネントの配置に注意する必要があり、より複雑なネットワーク トポロジを必要とします。SplitSite 構成の場合、クォーラム サーバを使用するよう、Stratus では強く推奨します。SplitSite 構成では A-Link ネットワークが他の障害発生シナリオにさらされる可能性があります。
SplitSite 構成のネットワークの必要条件の一覧は、
SplitSite 構成では、クォーラム展開に推奨されるベスト プラクティス (
クォーラム サービス コンピュータはできる限り分離する必要があります。両方を同じ (つまり第 3 の) サイトに配置しなければならない場合、各コンピュータが同じ電源に依存しないように気を付ける必要があります。
また、everRun PM とクォーラム サービス コンピュータ間の物理的な接続が、もう片方の PM のサイトを経由しないようにします。
クォーラム サービス コンピュータを everRun PM の一方と同じサイトに配置することによって、データの整合性が確保されます。ただしその場合、発生したサイト障害によっては、手動で復旧されるまで VM をシャットダウンする必要が出てきます。
管理ネットワークは everRun の PM とクォーラム サービス コンピュータを物理的に接続します。これが正しく機能するためには各 everRun PM が異なるゲートウェイを使用してクォーラム サービス コンピュータにアクセスするよう、PM を構成する必要があります。2 台の PM が同じゲートウェイを経由してクォーラム サービス コンピュータにアクセスする場合、障害時にデータの整合性が確保されます。ただしその場合、発生したサイト障害によっては、手動で復旧されるまで VM をシャットダウンする必要が出てきます。
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