everRun システムには次のストレージ要件および推奨事項が適用されます。
RAID セットに含まれる個々の物理ディスクの稼動状態とステータスは、RAID コントローラのベンダーが提供するツールを使ってモニタリングする必要があります。everRun ソフトウェアでは、RAID セットの物理ディスクの状態がモニタリングされません。
ディスク ドライブは、標準フォーマット、512e フォーマットおよび Advanced 4K Native フォーマットを、次のようなセクターでサポートしています。
フォーマット | 物理セクター | 論理セクター |
---|---|---|
標準 |
512B | 512B |
512e |
4KiB |
512B |
Advanced 4K Native |
4KiB |
4KiB |
Stratus では、パフォーマンス改善のためにセクター サイズが 4K のディスクを使用することを推奨します。everRun システムではセクター サイズが 4K のディスクがネイティブ モードでサポートされます。4K ストレージを使用する場合、以下の制限が適用されます。
ストレージ グループのセクター サイズは VM ボリュームのセクター サイズに影響するため、ストレージ グループの計画は慎重に行ってください。
さらに、初期ストレージ グループに関する以下の制限に注意してください。
everRun ソフトウェアでは、不揮発性メモリ エクスプレス (NVMe) デバイスを初期ストレージ グループに含めることができません。これは、一部の BIOS および UEFI システムでは NVMe デバイスがブート可能なデバイスとして許可されないためです。
システム構成を計画する際、ストレージの構成がこれらの要件を満たしていることを確認してから、「サイトとシステムの準備」に戻ります。