ブート可能な USB メディアを作成する
everRun インストール ソフトウェアの ISO イメージを保存した後に、そのイメージをサムドライブなどのブート可能な USB メディアにコピーすることができます。次のうち、システムに適した手順を実行します。
- システムに root としてログインします。
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システムにサムドライブなどの USB メディアを挿入します。サムドライブの名前を判断します。
サムドライブの名前を判断する 1 つの方法として、次の例のように dmesg コマンドを実行し、すべての最近のイベントのログを表示することができます。
# dmesg | tailログの最後に、次の例のような最近挿入されたサムドライブに関するメッセージが表示されます。
sd 6:0:0:0: [sdc] Attached SCSI removable diskメッセージに含まれているサムドライブの名前をメモします (例: sdc)。
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システムがサムドライブを自動的にマウントしたかどうかをチェックします。
システムがサムドライブを自動的にマウントしたかどうかをチェックする 1 つの方法として、次の例のように findmnt thumbdrive_name コマンドを実行することができます。
# findmnt | grep sdcこのコマンドで出力が表示されない場合、サムドライブはマウントされていないので、次の手順に進みます。コマンドで出力が表示された場合はシステムがサムドライブを自動的にマウントしたことを示し、アンマウントする必要があります。コマンド出力にある TARGET を確認します。例:
TARGET SOURCE FSTYPE OPTIONS
/media/MY-DATA /dev/sdc1 vfatその後、次の例のようにコマンド unmount TARGET を実行します。
# umount /media/MY-DATA -
インストール ソフトウェアの ISO イメージをサムドライブに直接書き込みます。
イメージを書き込む 1 つの方法として、dd コマンドを「dd if=path_to_image iso of=/dev/sdx bs=blocksize」という形式で実行することができます。ここで、path_to_image は保存した ISO イメージ ファイルの完全パス、sdx はサムドライブ デバイスの名前、blocksize はタイムリーな書き込み処理が保証される値です。次にコマンドの例を示します。
# dd if=Downloads/everRun_install-7.4.0.0-97.iso of=/dev/sdc bs=8K
dd コマンドの処理を完了するのを待ちます。コマンドが完了するとプロンプトが表示されます。
- ログアウトしてサムドライブを取り出します。このサムドライブはブート デバイスとして使用できます。
Windows ベースのシステム上でサムドライブなどの USB メディアに ISO イメージを書き込むユーティリティは数多くあります。次の手順では、 http://rufus.akeo.ie/ から入手できるユーティリティ Rufus を使用します。
- まだ行っていない場合は Windows ベースのシステムに everRun ソフトウェアの ISO イメージをダウンロードして保存します (「everRun ソフトウェアを入手する」を参照)。
- Windows システムで MD5 チェックサムを検証するツールを使用して、ISO イメージの整合性を確認します。たとえば、Microsoft File Checksum Integrity Verifier ツールを使用します。これは https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=11533 から入手できます。
- Rufus ユーティリティを http://rufus.akeo.ie/ からダウンロードしてインストールします。Web ページの上から約半分の位置ある [Download (ダウンロード)] リンクを必ずクリックしてください (これは [Last updated (最終更新日時)] の下にあります)。広告やその中に表示されるダウンロード リンクはクリックしないでください
- システムにサムドライブなどの USB メディアを挿入します。
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Rufus ユーティリティを実行し、次のオプションを選択します。
オプション 値 パーティション構成とターゲット システムのタイプ
BIOS および UEFI の MBR パーティション構成 ファイル システム
FAT32
クラスタ サイズ
4096 バイト
フォーマット オプション ISO イメージを使用したブート可能なディスクの作成 (参照で xxx.iso イメージに移動)
拡張ラベルとアイコン ファイルの作成
- オプションを選択したら [Start (開始)] をクリックします。
- 表示されるメニューで [Write in DD image mode (DD イメージ モードで書き込む)] を選択します。
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[OK] をクリックして USB デバイスに書き込みます。
ユーティリティが USB スティックの書き込みを完了すると、ユーティリティ インタフェースの下部にある横長のボックスに [READY (準備完了)] と表示されます。これで USB デバイスを取り出して everRun のインストールに使用できます。
USB デバイスを everRun ソフトウェアのインストールに使用する準備が完了したら、「everRun ソフトウェアをインストールする」にある次のステップを実行します。