日付と時刻を構成する

everRun システムに初めてログオンするときに、日付と時刻を設定してネットワーク タイム プロトコル (NTP) サービスを有効にします。NTP サービスを使用するとシステム クロックが自動的に設定され、実際の時刻とのずれが生じないようになります。

注意事項: 日付と時刻の設定を変更すると、システム時刻が実際の時刻と一致しない場合にプライマリの物理マシン (PM) がリブートされ、セカンダリ PM がシャットダウンすることがあります。リブートが完了するまですべての仮想マシン (VM) が停止され、ビジネス プロセスは中断されます。
: VM のマイグレーションや再起動が行われると、クロックのタイム ゾーンが切り替わります。VM のタイム ゾーンが変更されないようにするには、次を行います。

日付と時刻の設定を構成するには

  1. 左側のナビゲーション パネルで [基本設定] をクリックして [基本設定] ページを表示します。
  2. [基本設定] ページで [日付と時刻] をクリックします。
  3. [日付と時刻] の表示の [タイムゾーンの構成] はデフォルトで 米国ニューヨーク州に設定されています。必要に応じて地域に適したタイムゾーンを選択してください。
  4. [日付と時刻の構成] で、次のいずれかを選択します。

    • [自動 (推奨設定)] を選択すると、NTP サービスが有効になります。テキスト領域で、NTP サーバのアドレスを 1 行に 1 つずつ入力します。複数の NTP サーバを指定すると冗長性が得られます。
    • [手動] を選択すると、設定を手動で入力できます。

      : この方法で構成すると、everRun システム時刻が実時刻と一致しなくなることがあります。
  5. [保存] をクリックするか、以前の保存値に戻すには [リセット] をクリックします。

時刻のずれが生じたためにシステムのリブートが必要な場合、everRun 可用性コンソールのマストヘッドにシステムがリブートされるというメッセージが表示されます。その場合には、プライマリ物理マシン (PM) がリブートされ、セカンダリ PM はシャットダウンします。プライマリ PM のリブート中は everRun 可用性コンソールへの接続が失われます。リブートが完了すると PM がコンソールとの接続を再確立し、セカンダリ PM の再起動を求めるアラートが表示されます。

関連トピック

「everRun 可用性コンソール」

「[基本設定] ページ」

「everRun 可用性コンソールを使用する」