仮想マシンをシャットダウンする
仮想マシン (VM) をシャットダウンして、ゲスト オペレーティング システムの正常なシャットダウンを開始します。
everRun 可用性コンソールを使って VM をシャットダウンする操作は、物理マシンの電源ボタンを押す場合と似ており、通常はオペレーティング システムが正常にシャットダウンされます。場合によっては、ゲスト オペレーティング システムでこの機能を有効に設定する必要があります。例:
- すべてのゲストで、電源ボリュームのアクションが、ゲスト オペレーティング システムの休止ではなくシャットダウンを実行するように設定されていることを確認します。everRun 可用性コンソールで、休止するように設定されているゲストの [シャットダウン] をクリックすると、その VM は「停止中」のままの状態になり、正しくシャットダウンされません。
- ゲストによっては、ユーザがオペレーティング システムにログオンしていないと、電源ボタンを使ってシステムをシャットダウンすることができません。その場合、セキュリティ設定を更新して、ログイン セッションがない場合でも電源ボタンを有効にできることがあります。
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Ubuntu の最小サーバ バージョンの一部には、電源ボタンを有効にする acpid パッケージがデフォルトのインストールに含まれていません。このパッケージを手動でインストールして電源ボタンを有効にするには、次のコマンドを使用できます (またはゲスト オペレーティング システムのマニュアルを参照してください)。
sudo apt-get install acpidデスクトップを実行している Ubuntu のバージョンの場合、everRun 可用性コンソールの [シャットダウン] ボタンを押すと VM の Ubuntu デスクトップに中断、スリーブ、シャットダウンの 3 つのアイコンのいずれかを選択するようプロンプトが表示されます。Ubuntu VM がデスクトップ プロンプトなしでシャットダウンできるようにするには、powerbtn ファイルを変更する必要があります。
powerbtn ファイルを変更するには- VM で /etc/acpi/events/powerbtn ファイルを編集します。
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次のラインをコメント アウトします。
event=button[ /]power
action=/etc/acpi/powerbtn.sh -
次のラインを追加します。
event=button/power (PWR.||PBTN)
action==/sbin/poweroff -
次のコマンドを実行して acpid を再起動します。
systemctl restart acpid
[シャットダウン] ボタンが everRun 可用性コンソールで機能するようにシステム電源ボタンの動作を構成する方法は、ゲスト オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
everRun 可用性コンソールで VM をシャットダウンするには
- [仮想マシン] ページで、VM を選択します。
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下部のパネルで [シャットダウン] をクリックします。
シャットダウンを確認するための警告メッセージが表示されます。シャットダウンする場合は [はい] を、シャットダウンを中断する場合は [いいえ] をクリックします。
VM が応答しない場合、仮想マシンを電源オフにして、ゲスト オペレーティング システムを正常にシャットダウンせずに VM を停止することもできます。