仮想マシンのブート シーケンスを構成する
仮想マシンのブート シーケンスを構成して、everRun システムにおけるゲスト オペレーティング システムおよびアプリケーションの起動順序を設定します。
まず必須のブート シーケンスを決定してから、それに応じて各仮想マシンのブート設定を構成します。
仮想マシンのブート シーケンスを設定するには
- [仮想マシン] ページで、仮想マシンを選択します。
- 下部パネルで [ブート シーケンス] タブをクリックします。
- 以下の説明に従ってブート設定を構成します。
- [保存] をクリックします。
ブート設定は次のとおりです。
-
[優先度グループ] を使用して、everRun システムに電源を投入した後や、VM の再起動が必要となるフェールオーバーの後の、仮想マシンのブート順序を指定できます。一部のビジネス ソリューションでは、他の VM を起動する前に、特定の VM を作動させなければならない場合があります。優先度がもっとも高いのはグループ「1」で、もっとも低いのが「なし」です。everRun ソフトウェアは、OS およびアプリケーションの起動時間が経過するまで待ってから、次の優先度グループに含まれる仮想マシンを起動します。
ブート シーケンスの例:
VM 優先度グループ OS およびアプリケーション
の起動時間DNS
1
2 分
App
2
30 秒
DB
2
10 分
Web
3
0
1 everRun が DNS VM をブートします。 2 everRun は、DNS VM が起動した 2 分後に、グループ 2 の App サーバおよび DB サーバを起動します。 3 everRun は、DB VM が起動した 10 分後に、グループ 3 の Web VM を起動します。 - [OS およびアプリケーションの起動時間] には、仮想マシンが起動してから、ゲスト オペレーティング システムとアプリケーションが完全な動作状態になるまでの所要時間を設定します。