vm-restore

使用方法

avcli vm-restore --archive filename.ovf [--no-auto-start][--cpu number][--memory size][--name vm-name][--storage-groups groups][--interfaces networks][--volume-prefix prefix][--data][--silent][--dry-run] [--throttle][--use-https]

説明

vm-restore コマンドを使用して、OVF ファイルから VM を復元します。

オプション

--archive filename.ovf 復元する OVF ファイル アーカイブ。
--no-auto-start 復元が完了した後で VM を起動しない よう指定します。
--cpu number

VM に割り当てる CPU の数。デフォルトではアーカイブの値に設定されます。

--memory size VM に割り当てるメモリのメガバイト単位の容量。デフォルトではアーカイブの値に設定されます。
--name vm-name VM に割り当てる名前。デフォルトではアーカイブの値に設定されます。
--storage-groups groups VM のボリューム割り当てに使用するストレージ グループのリスト。デフォルトでは使用可能なすべてのストレージ グループが使用されます。割り当てはラウンドロビン方式で行われます。
--interfaces networks VM のインタフェースに割り当てる共有ネットワークのリスト。デフォルトではアーカイブの値、または使用可能な共有ネットワークが割り当てられます。
--volume-prefix prefix システムの既存のボリュームとの競合を避けるため、指定された prefix を新しくインポートされたボリュームの名前の冒頭に追加します。たとえば、ソース ボリュームが ocean_boot で、--volume-prefix new と指定した場合、インポートされたボリュームは new-ocean_boot になります。
--data 指定したボリュームのデータのみを復元します。
--silent 出力を生成しません。
--dry-run VM の 復元は実行せずに、共有ネットワークへのインタフェースおよびボリュームから ストレージ グループへの割り当てを表示します。
--throttle

処理を減速します。 有効な値は次のとおりです。

  • none: 調整機能を使用しません。これがデフォルト値です。
  • low: 約 25% 減速します。
  • medium: 約 50% 減速します。
  • high: 約 75% 減速します。
--use-https デフォルトのストリーミング方法 (HTTP 転送) ではなく、セキュアな HTTPS 転送を使用します。HTTPS による転送は HTTP より低速ですが、 セキュリティが大幅に改善されます。

$ avcli vm-restore --archive vm1.ovf
$ avcli vm-restore --archive vm1/vm1.ovf
$ avcli vm-restore --name myVM --throttle low --archive vm1.ovf
$ avcli vm-restore --cpu 2 --memory 1024 --archive vm1.ovf
$ avcli vm-restore --interfaces network0 network1 --archive vm1.ovf
$ avcli vm-restore --storage-groups sm-0000 sm-0001 --archive vm1.ovf
$ avcli vm-restore --data vol1 vol3 --archive vm1.ovf