vm-snapshot-create
使用方法
avcli vm-snapshot-create [--volumes | --no-data][--description] [--desire] [--require] vm-name
説明
vm-snapshot-create コマンドを使用して VM のスナップショットを作成します。
次の 2 つのスナップショット整合性レベルがサポートされます。
- クラッシュ整合性: 復元されたデータの状態は、スナップショットの取得と同時にシステムがクラッシュした場合と同じ状態になります。クラッシュ整合性レベルのスナップショットには、メモリや保留中の I/O 操作の内容はキャプチャされません。
- アプリケーション整合性: スナップショットの取得前に、トランザクション処理、バッファのフラッシュ、ファイルを閉じるなどの操作を完了できるよう、関連するアプリケーションが一時凍結されます。これにより、協調アプリケーションが一貫した状態から開始されるようになります。これは最高レベルの整合性を提供します。
オプション
--volumes | --no-data |
スナップショットに含めるボリュームの名前。デフォルトでは、 --volumes に個々のボリューム名を指定した場合や --no-data を指定した場合を除き、すべてのボリュームがスナップショットに含められます。--no-data を指定した場合、スナップショットにはボリュームが 1 つも含まれません。この 2 つの引数は相互に排他的です。 |
--description | ユーザが指定する、このスナップショットの説明。 |
--desire | スナップショットが正しく取得されたことを宣言するために、試す必要のある最高の整合性レベル。この試行が失敗した場合、それより低いレベルが順次試行されます (ただし --require の指定値より低いレベルは試行されません)。指定できる値は crash および application (デフォルト値) です。 |
--require | スナップショットが正しく取得されたことを宣言するために最小限必要な整合性レベル。指定できる値は crash および application (デフォルト値) です。 |
vm-name | VM の ID。 |
例
$ avcli vm-snapshot-create --volumes volume:o100 volume:o101 vm1