vm-snapshot-export

使用方法

avcli vm-snapshot-export [--wait][--silent][--volumes volumes] --path pathname [--format format] snapshot

説明

vm-snapshot-export コマンドを使用して、VM のスナップショットを pathname で指定されたディレクトリに OVF/VHD または OVF/VHDX 形式でエクスポートします。 このコマンドは、まず VHD または VHDX ファイルをエクスポートした後、OVF ファイルをエクスポートします。エクスポートが完了すると、pathname に OVF ファイルが表示されます。
: エクスポートを開始する前に、ターゲットの Windows/CIFS または (別のシステムからの) NFS 共有を、everRun ホスト オペレーティング システムでマウントする必要があります。詳細については、「スナップショットをエクスポートする」を参照してください。

オプション

--wait エクスポート操作の完了を待機します。エクスポートの進捗状況を表示するには、このオプションを指定します。
--silent 進捗状況の出力を生成しません。
--volumes volumes 指定したボリュームだけをエクスポートするよう指定します。そうでない場合、すべてのボリュームが作成されます。ボリュームの指定には構成名または ID を使用し、ブート ボリュームを最初に指定します。
--path pathname エクスポート マウント ポイントからの、エクスポートした OVF の書き込み場所への相対パス名。
--format format

エクスポートするスナップショットの形式。有効な値は次のとおりです。

  • vhd — 仮想ハード ディスク形式。
  • vhdx — Hyper-V 仮想ハード ディスク形式。
snapshot エクスポートするスナップショットの名前。

キャプチャ済みボリュームがすべて含まれたスナップショットをエクスポートする場合:

$ avcli vm-snapshot-export --path exports/ex1 ex1

キャプチャ済みボリュームが 1 つだけ含まれたスナップショットをエクスポートする場合:

$ avcli vm-snapshot-export --volumes boot-ex1 --path exports/ex1 ex1