スナップショットを削除する
everRun システムからスナップショットを永久に削除するには、スナップショットの削除を行います。スナップショットの削除は [仮想マシン] ページまたは [スナップショット] ページから行うことができます。
- VM のスナップショットを削除する際、それに関連付けられたすべてのボリューム スナップショットも削除して、ボリューム コンテナ内でこれらのボリューム スナップショットが保存されているストレージ容量を解放することができます。
- ボリューム コンテナからすべてのボリュームとボリューム スナップショットの内容を削除すると、システムによってそのコンテナが自動的に削除され、ストレージ グループの容量が解放されます。
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スナップショットを削除した場合、システムはそのスナップショットをその次に古いスナップショットとマージさせて統合する必要があります。システムがスナップショットの統合を行う間、次の操作が制限されます。
- ユーザは everRun 可用性コンソールで新しいスナップショットを作成できません。これらの操作を試行すると、システムがビジーであるというエラーが表示されます。
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VM が現在停止されている場合、ユーザはスナップショットに関連付けられた VM を起動できません。everRun 可用性コンソールの [仮想マシン] ページで [起動] ボタンが一時的に使用できなくなります。したがって、スナップショットの削除が必要な場合には、それに関連付けられている VM が実行されている間に行うか、関連付けられている VM (停止中の場合) を停止状態に保つことを許可してください。
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ユーザは統合するスナップショットに関連付けられている VM をシャットダウンすることはできません。ゲスト オペレーティング システムから関連付けられている VM をシャットダウンすることはできません。これを行うとデータが失われます。everRun 可用性コンソールを使って VM をシャットダウンすることはできません。この操作はコンソールによって阻止されます。
- 統合操作が完了してスナップショットがボリューム コンテナから削除されるまでの間、ユーザは、スナップショットにより占有されたストレージ容量を必要とするタスクを実行することができません。たとえば、これが原因でボリュームのサイズ変更を行えない場合があります。
これらの操作を今すぐ行う必要がある場合には、スナップショットを削除しないようにします。スナップショットを削除した後は、少なくとも 10 ~ 15 分待ってからこれらの操作を実行するか、必要な場合は操作を再試行してください。ボリュームのサイズ、VM アクティビティの量、および削除されるスナップショットの数によっては、これより長い時間がかかることもあります。
実行中の統合操作をモニタリングする方法の詳細については、KB-4272 を参照してください。
スナップショットを削除するには ([スナップショット] ページ)
- [スナップショット] ページで、削除するスナップショットを選択します。
- 下部パネルで [削除] をクリックします。
- 確認のウィンドウが表示されます。スナップショットの削除を続行するには [はい] を、削除を中止するには [いいえ] をクリックします。
スナップショットを削除するには ([仮想マシン] ページ)
- [仮想マシン] ページの上部パネルで、削除するスナップショットが含まれた VM を選択します。
- 下部パネルで [スナップショット] タブをクリックします。
- 削除するスナップショットを選択します。
- [アクション] 列で [削除] をクリックします。
- 確認のウィンドウが表示されます。スナップショットの削除を続行するには [はい] を、削除を中止するには [いいえ] をクリックします。