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ボリューム コンテナのサイズを決定する

"ボリューム コンテナ" は、ボリュームとそのボリュームに関連付けられている VM スナップショット データを格納するストレージ容量です。

ボリューム コンテナのサイズは VM の作成時に指定できます。スナップショット データが増えるにつれて、ボリューム コンテナのサイズ拡張が必要となることもあります。ボリューム コンテナは拡張できますが、サイズを小さくすることはできません。

ボリューム コンテナのサイズは次の要因によって左右されます。

: スナップショットの対象期間中に変更されるデータの量は、アプリケーションによって異なり、ボリューム コンテナのサイズを決定する際に大きな要因となります。ボリューム コンテナの適切なサイズを決定するには、次回のスナップショット取得までにアプリケーションによって変更されるデータの量を考慮する必要があります。

スナップショットを取得せず、DR による保護も無効になっている場合、ボリューム コンテナのサイズはボリュームのサイズと同じになることもあります。

スナップショットを取得する場合や、DR による保護を有効にする場合には、ボリューム コンテナのサイズは、主にスナップショットの対象期間中にボリュームに書き込まれるデータの量によって決まります。この量はアプリケーションおよび RPO の値によって異なります。DR で保持されるスナップショットが 10 個以下で、ユーザが作成する追加のスナップショットが 3 個ある一般的なケースの場合:

ボリューム コンテナのおおよそのサイズを計算するには、次の式を使用できます。

ボリューム コンテナのサイズ = 2 * ボリューム サイズ + [(保持するスナップショットの数 + 1)* スナップショットのサイズ]

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