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IP 設定を構成する

everRun システムのインターネット プロトコル (IP) 設定を構成して、システムやノードの IP アドレスの値、およびネットワーク マスク、ゲートウェイ アドレス、Domain Name System (DNS) サーバなどの該当する設定の値を指定したり変更します。

everRun ソフトウェアのインストール時およびインストール後に、everRun システム用に 1 つと各ノード用に 1 つずつ、合計 3 つの IP アドレスを構成します。これらの IP アドレスやその他の IP 設定は、インストールを完了した後でも以下のうち適切な手順を使って変更できます。everRun システムには静的な IPv4 アドレスを指定する必要があります。

警告:  
  1. 特に VM が稼働中のシステムでは、担当のネットワーク管理者の了解とアドバイスなしに IP 構成の設定を変更することは避けてください。IP 構成を変更すると、システムとそのすべての VM にアクセスできなくなる可能性があります。
  2. IP アドレスの変更には everRun 可用性コンソールを使用する必要があります。Linux のツールは使用しないでください。
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  1. IP 設定の構成手順は、 everRun システムが同じサブネット内にとどまるか、新しいサブネットに移動するかによって異なります。システムを新しいサブネットに移動する手順は、「everRun リリース 7.2.0.0 リリース ノート」を参照してください。 ニーズに適した手順を使用してください。
  2. 通常の場合、新しいサブネット用に IP 設定を変更するには、ノードの物理的なネットワーク接続を変更する必要があります (たとえば、PM を移動する場合はネットワーク ケーブルをいったん抜いてから差し込み直します)。ノードからケーブルを取り外す前に、ノードをシャットダウンする必要があります。
  3. 単一ノード構成のシステムでは、[IP 構成] ページに 1 つのノードのみの設定が表示されます。

システムやノードの IP 設定を、同じサブネット上のシステムの設定に変更するには

この手順は everRun システムおよびすべての仮想マシン (VM) を実行したままの状態で行います。ただし、システムの IP アドレスを変更する場合は everRun 可用性コンソールとシステムとの接続が一時的に失われることがあります。新しいシステム IP アドレスにある everRun 可用性コンソールには 1 ~ 2 分以内にアクセスできるようになります。(各ノードのノード IP アドレスはそれぞれ個別に変更でき、その場合コンソールの接続は失われません。)

  1. 左側のナビゲーション パネルで [基本設定] をクリックして [基本設定] ページを表示します。
  2. [IP 構成] をクリックします。
  3. [静的なシステム IP] ボックスに、ネットワーク管理者から受け取った静的なシステム IP アドレスを入力します。
  4. [静的] ボタンをクリックし、[プライマリ DNS][セカンダリ DNS] に、有効かつ一意の値を入力します。
  5. 表示されたネットマスク値が正しいことを確認します。
  6. [node0][node1] に、[IP アドレス][ゲートウェイ IP] の適切な値を入力します。

  7. [保存] をクリックするか、以前の値に戻すには [リセット] をクリックします。

    システム IP アドレスを変更した場合、[ポータルの再起動が必要] ダイアログ ボックスが表示されます。1 分ほど待ってから [OK] をクリックします。ブラウザが新しいシステム IP アドレスにリダイレクトされます。

関連トピック

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