システムの製品ライセンスの管理では、次のことを行います。
システムを購入すると、Stratus から電子メールでライセンス .key ファイルが提供されます。ライセンス .key ファイルを、everRun システムにライセンスを初めてアップロード (およびアクティベーション) する際に、アクセス可能な (everRun システムではなく) コンピュータに保存します。
システムに恒久ライセンスが適用されると、インターネットに接続できるシステムの場合は 24 時間ごとにライセンス サーバにアップデートがないかどうかを確認します。システムがインターネットにアクセスできない場合でも、ユーザがライセンスを更新してそのステータスを確認できます。これを行うには、everRun 可用性コンソールの (インターネット アクセスのない) ロケーションと、インターネット アクセスのあるロケーションの間でファイルを移動する必要があります。次には 2 とおりの方法を示しますが、他の方法で行うことも可能です。
下のドロップダウン メニューから、条件に適した手順を実行してください。
システムがインターネットにアクセスできる場合は次の手順を使用します
everRun 可用性コンソールで、マストヘッドにある ([アセット ID: asset_ID] の) asset_ID をクリックします。
コンソールにライセンスのステータスが表示されます。
ステータス | ライセンスはアクティベートされています。有効期限はありません。 | |
ライセンスのタイプ | Enterprise エディション (ボリューム) | |
有効期限 | 月 dd、20yy、時刻 | |
前回のチェック | 月 dd、20yy、時刻 | |
アセット ID | asset_ID | |
FT 有効 | Yes_or_No | |
スプリット サイト許可 | Yes_or_No | |
ゲスト モニタリング許可 | Yes_or_No |
ライセンス .key ファイルをコンピュータに保存した後、この手順を使用してライセンス .key ファイルを everRun システムにアップロードします。
次の手順を使用して、ライセンスを確認し、必要な場合はインターネット アクセスのないシステム上で新しいライセンスを手動で取得します。everRun 可用性コンソールの (インターネット アクセスのない) ロケーションと、インターネット アクセスのあるロケーションの間でファイルを移動する必要があります。次の手順は 1 つの方法を示しますが、他の方法で行うことも可能です。
everRun 可用性コンソールへアクセスできるコンピュータまたはモバイル デバイスでの手順
管理 PC を使用する場合、USB ポートに USB フラッシュ ドライブを挿入します。
モバイル デバイスを使用する場合、これが everRun 可用性コンソールにアクセスできることを確認します。
インターネット アクセスのある場所での手順
保存したファイルに移動し、ファイル名をクリックします。
コンソールにアクセスできる場所に戻ります。
everRun 可用性コンソールへアクセスできるコンピュータまたはモバイル デバイスでの手順
USB フラッシュ ドライブを使用している場合、これを管理 PC の USB ポートに挿入します。
モバイル デバイスを使用する場合、これが everRun 可用性コンソールにアクセスできることを確認します。
ライセンスのアクティベーションに失敗した場合、License Activation Server (ALAS) が数字のエラー コードを返します。次のドロップダウン メニューにエラー コードが一覧されます。
2.1: ALAS_UNKNOWN_SITEID
指定されたアセット ID キーは Stratus カスタマ データベース Atlas に存在しません。(たとえばトライアル版 ID を使用して) ライセンスを作成した直後の場合、ライセンス情報がまだ ALAS に送信されていない可能性があります。15 分待ってからもう一度お試しください。アクティベーションが再度失敗した場合は、Stratus 認定サービス業者に連絡して、表示されたエラー コードを提供してください。
3.1: ALAS_INVALID_ARG
ALAS の URL がアセット ID パラメータなしで呼び出されました。このエラーは、アセット ID を含まない、正しく作成されていないライセンス キーを用いた場合に発生することがあります。
3.2: ALAS_INVALID_SITEID
アセット ID パラメータが指定されましたが、パラメータに値が含まれていません。このエラーは、空白のアセット ID を含む、正しく作成されていないライセンス キーを用いた場合に発生することがあります。
3.3: ALAS_NO_SIGN
ALAS が SSL 証明書署名サーバとの通信を行えません。
3.4: ALAS_NO_ATLAS_UPDATE
ALAS が Atlas 内のアクティベーション情報や OS リリース番号などの情報の更新に失敗しました。このエラーは、ライセンスのアクティベーション処理中に ALAS 側で発生します。
3.5: ALAS_NO_MORE_ACTIVATION
サイトが許可されるアクティベーション回数 (通常は 3 回) を超えました。Stratus 認定サービス業者では必要に応じてこの制限を変更できます。
9.0: ALAS_UNKNOWN
不明なエラーです。