物理マシンをシャットダウンする
物理マシン (PM)、つまりノードをシャットダウンして、修復や交換の必要がある場合に PM の実行を停止します。以下の手順は everRun 可用性コンソールから 1 台の PM だけを停止する場合に使用します。
注意事項:
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この手順を使って両方の PM をシャットダウンすると、データが失われます。両方の PM を停止する必要がある場合、「システムをシャットダウンする」の説明に従って、everRun システムをシャットダウンします (これにより仮想マシン (VM) もシャットダウンされます)。
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-f (強制) オプションは、PM のホスト オペレーティング システムの halt、poweroff、または reboot コマンドで使用しないでください。これにより、同じ PM 上でアクティブな FT ゲストがハングします。代わりに、下記に説明する手順で everRun 可用性コンソールとメンテナンス モードを使用して PM をシャットダウンします。
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PM をシャットダウンすると、everRun システムがフォールト トレラントではなくなります。アップタイムを継続させるには、オフラインの PM をできるだけ早くサービスに戻します。
PM をシャットダウンするには
PM をシャットダウンするには、PM をメンテナンス モードにする必要があります。すると、その PM で実行中のすべての VM がもう片方の PM にマイグレーションされます。
- シャットダウンする PM を決定します。
- everRun 可用性コンソールで、左側のナビゲーション パネルの [物理マシン] をクリックします。
- この PM の状態が「実行中 (メンテナンス中)」になった後、[シャットダウン] をクリックします。
注意事項: [シャットダウン] をクリックしても PM がオフにならない場合、手動で PM の電源をオフにする必要があります。その場合、メモリの状態情報が失われます。PM の電源を手動でオフにする手順は、最後の手段として使用してください。
PM がシャットダウンした後はアクティビティが
「オフ (メンテナンス中)」になります。この PM は手動で再起動する必要があります。