仮想 CD を作成する
仮想 CD (VCD) を作成して、ソフトウェア インストール メディアを everRun システム上の仮想マシン (VM) で使用できるようにします。
VCD を作成するには、仮想 CD の作成ウィザードを使用して ISO ファイルを everRun システム上のストレージ デバイスにアップロードまたはコピーします。すると、その VCD からブートして (「仮想 CD からブートする」を参照) ゲスト オペレーティング システムをインストールしたり、ブート可能な復旧 VCD から VM を起動できるようになります。稼働中の VM に VCD を挿入して (「仮想 CD を挿入する」を参照) ソフトウェア アプリケーションをインストールすることもできます。
注:
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各 VCD は、それが保存されるストレージ グループ内のディスク領域を使用します。定期的に使用する VCD を除いて、不要になった VCD は削除してください。
- インストール用にブート可能な VCD を作成する場合、これは単一の CD または DVD でなければなりません。複数の CD または DVD はサポートされていません。
VCD を作成するには
- 必要に応じて、VCD を作成するすべての物理メディアの ISO ファイルを作成します。
- everRun 可用性コンソールで [仮想 CD] ページを開きます。
- [VCD の作成] をクリックして仮想 CD の作成ウィザードを開きます。
- ウィザードで、VCD 用に十分な空き容量のあるストレージ グループを選択します。
- VCD の名前を入力します。
- 次から VCD のソースを 1 つ選択します。
- [ISO ファイルのアップロード] は、everRun 可用性コンソールを実行しているシステムからファイルをアップロードします。[参照] をクリックしてシステム上の ISO ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
- [ネットワーク ソースから CD ISO をコピーする] は、ファイルを Web URL からコピーします。ISO ファイルの URL を指定します。
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[完了] をクリックして、アップロードするか、指定のソースから ISO ファイルをコピーします。
仮想 CD の作成ウィザードにアップロードの進捗状況が表示されます。
VCD のステータスは、[仮想 CD] ページの [状態] 列で確認できます。
- 同期中のアイコン (
) は、VCD がまだ作成中であることを示します。
- 破損のアイコン (
) は、VCD の作成に失敗したことを示します。VCD を削除してから、作成を再試行してください。
- 正常のアイコン (
) は、転送が完了し VCD を使用する準備が整ったことを示します。