物理マシンをシャットダウンする

物理マシン (PM)、つまりノードをシャットダウンして、修復や交換の必要がある場合に PM の実行を停止します。以下の手順は everRun 可用性コンソールから 1 台の PM だけを停止する場合に使用します。

注意事項:  
  1. この手順を使って両方の PM をシャットダウンすると、データが失われます。両方の PM を停止する必要がある場合、everRunシステムをシャットダウンする「システムをシャットダウンする」 システムをシャットダウンします (これにより仮想マシン (VM) もシャットダウンされます)。
  2. -f (強制) オプションは、PM のホスト オペレーティング システムの haltpoweroff、または reboot コマンドで使用しないでください。これにより、同じ PM 上でアクティブな FT ゲストがハングします。代わりに、下記に説明する手順で everRun 可用性コンソールとメンテナンス モードを使用して PM をシャットダウンします。
  3. PM をシャットダウンすると、everRun システムがフォールト トレラントではなくなります。アップタイムを継続させるには、オフラインの PM をできるだけ早くサービスに戻します。

PM をシャットダウンするには

PM をシャットダウンするには、PM をメンテナンス モードにする必要があります。すると、その PM で実行中のすべての VM がもう片方の PM にマイグレーションされます。

  1. シャットダウンする PM を決定します。
  2. everRun 可用性コンソールで、左側のナビゲーション パネルの [物理マシン] をクリックします。
  3. この PM の状態が「実行中 (メンテナンス中)」になった後、[シャットダウン] をクリックします。
注意事項: [シャットダウン] をクリックしても PM がオフにならない場合、手動で PM の電源をオフにする必要があります。その場合、メモリの状態情報が失われます。PM の電源を手動でオフにする手順は、最後の手段として使用してください。

PM がシャットダウンした後はアクティビティが オフ (メンテナンス中)」になります。この PM は手動で再起動する必要があります。

関連トピック

「メンテナンス モード」

「everRun 可用性コンソール」

「物理マシンを管理する」

「[物理マシン] ページ」