ホットスワップが不可能なコンポーネントを追加または交換する

この手順を使用して、ホットスワップが不可能なコンポーネントを追加したり交換します。これには CPU、メモリ、およびホットスワップ不可能なファンや電源装置などが含まれます。

この手順では、実行中の PM を正常にシャットダウンします。

前提条件: コンポーネントの追加、交換、またはアップグレードを行う前に、「物理マシンのハードウェア メンテナンスの制限事項」を参照してください。

ホットスワップ不可能なコンポーネントを追加または交換するには

  1. その交換コンポーネントを必要とする PM (node0 または node1) を判断します。
  2. everRun 可用性コンソールで、左側のナビゲーション パネルの [物理マシン] をクリックします。

  3. 作業する PM (node0 または node1) を選択して [作業開始] をクリックします。PM の総合状態"メンテナンス モード" に変わり、アクティビティ状態が "実行中 (メンテナンス中)" に変わります。

  4. この PM の状態が「実行中 (メンテナンス中)」になった後、[シャットダウン] をクリックしてから [OK] をクリックします。
  5. コンポーネントを追加または交換します。
  6. ネットワーク ケーブルを切断した場合、これらを接続し直します。この時点ではケーブルを新しいネットワーク ポートに追加しないでください。
  7. シャットダウンした PM で、電源ボタンを押します。PM に電源が入ると everRun の電源もオンになり、PM のストレージとの同期が開始されます ( が表示されます)。
  8. [ネットワーク] ページで [フィックス] ボタンが強調表示されている場合はこれをクリックします。アップグレードした PM 上でネットワーク ケーブルが移動された場合などにこのボタンが強調表示されます。
  9. [物理マシン] ページで、修復された PM を選択します。[最終処理] をクリックしてから、[OK] をクリックします。
  10. 同期が完了して が表示されなくなったら、必要に応じてもう片方の PM でステップ 3 ~ 9 を実行します。

    : データの損失を防ぐため、ディスクの同期中にプライマリ PM の電源を切らないでください。

関連トピック

「メンテナンス モード」

「物理マシンのメンテナンスを行う」

「everRun 可用性コンソール」

「物理マシンと仮想マシン」

「[物理マシン] ページ」