unit-avoid-bad-node
使用方法
avcli unit-avoid-bad-node true|false|reset
説明
デフォルトでは、障害から復旧したノードや、メンテナンス モードになっていたノードに VM が自動的に戻ります。状況によっては、VM を戻す前にそのノードが正常に稼働していることを確認したい場合があります。そのようなノードに VM が自動的に戻らないようにするには、マイグレーション ポリシーを設定してください。これには unit-avoid-bad-node コマンドを使用するか、「マイグレーション ポリシーを構成する」を参照してください。
unit-avoid-bad-node コマンドを使用して、最近故障したノードやメンテナンス モードになっていたノードに VM が自動的に戻る機能を有効または無効にします。ノードが正常に稼働している場合、unit-avoid-bad-node reset を実行し、VM が自動的にそのノードに戻る機能を有効にします。
オプションを指定しないでこのコマンドを実行すると、コマンドは設定が有効と無効のどちらになっているかをチェックしてから、[機能が有効]、[最後の正常なノードに VM を維持]、および [リセット信号を待機中] の値として yes または no の値をそれぞれ表示します。次に出力の例を示します。
Avoid automatically moving VMs back to a node that recovered after a failure:
-> Feature enabled : yes
-> Keeping VMs on last good node : yes
-> Awaiting reset signal : yes
オプション
true | サービスに復帰したノードに VM が自動的に戻る機能を有効にします。 |
false | サービスに復帰したノードに VM が自動的に戻る機能を無効にします。 |
reset |
最後の正常なノードに維持された VM が、最近サービスに復帰した正常なノードに戻るように設定します。 |