2 台目の PM にソフトウェアをインストールする
このトピックでは、ユーザ インタフェースを使用して、2 台目の物理マシン (PM) である node1 に初めて everRun ソフトウェアをインストールする手順を説明します。
2 台目の PM に初めてソフトウェアをインストールするには
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2 台目の PM に電源が入っていない場合は電源を投入します。ブート可能なメディアを挿入するか、ISO イメージをマウントします。
- システムの電源がオンになったらファームウェア (BIOS または UEFI) セットアップ ユーティリティに入って必須およびオプションの設定を構成します。「ファームウェア セットアップ ユーティリティで設定を構成する」を参照してください。
- インストール ソフトウェアが読み込まれると、[Welcome (ウェルカム)] 画面が開き、キーボード マップの値とその他のオプションが表示されます。国のキーボード マップを選択するか、必要に応じて他のオプションを選択します。このトピックでは、国のキーボード マップを選択した後でインストールを実行する方法について説明します。フラッシュ ドライブを使ってインストールを実行するには、「1 台目の PM にソフトウェアをインストールする」を参照してください。
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[Install or Recover (インストールまたはリカバリ)] 画面が開き、「インストールのオプション」で説明されているオプションが表示されます。この画面から、ユーザ インタフェースまたはコマンド ラインのどちらかを使用して初期インストールを実行できます。このトピックでは、ユーザ インタフェースを使ってインストールを実行する手順を説明します。コマンド ラインを使ってインストールを実行するには、「1 台目の PM にソフトウェアをインストールする」の「方法 2: コマンド ラインを使ってインストールする」を参照してください。
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矢印キーを使用して [Replace PM, Join system: Initialize data (PM の交換、システムの結合: データの初期化)] を選択し、Enter キーを押します。(1 台目の PM でのソフトウェアのインストール時にインストール メディアを既に検証済みの場合には、ここでインストール メディアを検証する必要はありません。)
注: 次のステップで説明されている画面が表示されるまで、操作は必要ありません。 -
いずれかのディスクに以前インストールしたデータが含まれる場合、次のメッセージが表示されてシステムがリブートします (以前インストールしたデータを含むディスクがない場合はインストールが次のステップに進みます)。
Rebooting because disks XXX were erased.
(ディスクXXX が消去されたためリブートしています.)リブートが完了すると、ブート メニューが再び表示され、上記のステップ 3 から操作を続ける必要があります。
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[Select interface for private Physical Machine connection (プライベート物理マシンに接続するインタフェースの選択)] 画面で、プライベート ネットワークに使用する物理インタフェースを設定します。最初の内蔵ポートを使用するには、矢印キーで em1 に移動して (選択されていない場合)、F12 キーを押し、選択内容を保存して次の画面に進みます。
注:- 使用するポートを判断できない場合、矢印キーでいずれかのポートを選択して [Identify (識別)] ボタンをクリックします。すると選択したポートの LED が 30 秒間点滅し、ポートの位置を確認できます。LED はネットワークのアクティビティを示すために点滅する場合もあるので、Stratus では、識別プロセスではケーブルを抜いておくよう推奨します。識別が完了したら、直ちにケーブルを差し込み直します。
- システムに内蔵ポートがない場合、代わりに最初のオプションのインタフェースを選択します。
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[Select interface for managing the system (ibiz0) (システムを管理するインタフェースの選択 (ibiz0))] 画面で、管理ネットワークに使用する物理インタフェースを設定します。2 つ目の内蔵ポートを使用するには、矢印キーで em2 に移動して (選択されていない場合)、F12 キーを押し、選択内容を保存して次の画面に進みます。
注: システムに内蔵ポートが 1 つだけある場合、最初のオプションのインタフェースを選択します。システムに内蔵ポートがない場合、2 番目のオプションのインタフェースを選択します。
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[Select the method to configure ibiz0 (ibiz0 を構成する方法の選択)] 画面で、node1 の管理ネットワークを動的な IP 構成と静的な IP 構成のどちらかに設定します。通常の場合は静的な IP 構成に設定するので、矢印キーで [Manual configuration (Static Address) (手動構成 (静的アドレス))] を選択して F12 キーを押し、選択内容を保存して次の画面に進みます。動的 IP 構成に設定する場合には、[Automatic configuration via DHCP (DHCP による自動構成)] を選択して F12 キーを押し、選択内容を保存して次の画面に進みます。
- この前の手順で [Manual configuration(Static Address) (手動構成 (静的アドレス))] を選択した場合は [Configure em2 (em2 の構成)] 画面が表示されます。次の情報を入力して F12 キーを押します。
- IPv4 address (IPv4 アドレス)
- Netmask (ネットマスク)
- Default gateway address (デフォルト ゲートウェイ アドレス)
- Domain name server address (ドメイン名サーバ アドレス)
この情報は担当のネットワーク管理者に問い合わせてください。
注: 入力した情報が無効な場合、有効な情報を入力するまで同じ画面が再表示されます。
- これ以降はプロンプトの表示なしでインストール処理が続行されます。2 台目の PM がリブートするまで操作は必要ありません。リブートしたら、次を行います。
- ブート可能なメディアを取り出すか、ISO イメージをアンマウントします。
- IP アドレスを動的に取得するよう構成してある場合、「管理 IP アドレスを記録する」の説明に従って、その IP アドレスを記録します。
- 「everRun ソフトウェアをインストールする」の次の手順を実行します。