1 台目の PM にソフトウェアをインストールする

このトピックでは、1 台目の物理マシン (PM) である node0 に初めて everRun ソフトウェアをインストールする手順を説明します。

: ISO イメージをマウントする方法でインストールを実行するには、最初にシステムのリモート管理機能 (たとえば、Dell システムの場合は iDRAC など) を構成する必要があります。手順については製造元のマニュアルを参照してください。

1 台目の PM に初めてソフトウェアをインストールするには

  1. 1 台目の PM に電源が入っていない場合は電源を投入します。ブート可能なメディアを挿入するか、ISO イメージをマウントします。

  2. システムの電源がオンになったらファームウェア (BIOS または UEFI) セットアップ ユーティリティに入って必須およびオプションの設定を構成します。「ファームウェア セットアップ ユーティリティで設定を構成する」を参照してください。

  3. インストール ソフトウェアが読み込まれると、ウェルカム画面 [Welcome to everRun release_number] が開き、キーボード マップの値とその他のオプションが表示されます。オプションのリストのすぐ下にオプションを選択するためのキーの説明が表示され、その下にヘルプ テキスト (BIOS モード) が表示されます。矢印キーを使って次のいずれかのオプションを選択します。

    • The country keyboard map for the installation (国に適したキーボード マップ) — 矢印キーで適切な値を 1つ選択し、Enter キーを押します。

      : 異なる言語のキーボード マップを設定する必要がある場合、「キーボードをマッピングする」を参照してください。
      BIOS モードの値 UEFI モードの値

      keyboard map = (BIOS)
      「キーボードマップ」

      keymap = (UEFI)
      「キーマップ」

      中国

      China 中国 なし

      ドイツ

      Germany

      Deutschland de

      日本

      Japan 日本 jp106
      米国 (デフォルト) U.S.A. U.S.A. us
    • Troubleshooting Utilities (トラブルシューティング ユーティリティ) (BIOS ファームウェアのインストールのみ) — このオプションを選択すると、トラブルシューティングの画面 [Troubleshooting everRun release_number] が表示されます。矢印キーを使って次のいずれかのタスクを選択します。

      • Rescue the installed system (インストール済みシステムのレスキュー) — レスキュー モードでブートします。

      • Boot from the local disk drive (ローカル ディスク ドライブからブートする) (デフォルト) — ローカル ディスク ドライブからブートします。

      • Memory test (メモリ テスト) — メモリ テストを実行します。

      • Return to the Installer main menu (インストーラのメイン メニューに戻る)[Welcome (ウェルカム)] ウィンドウに戻ります。

      ウィンドウの一番下に、トラブルシューティングの選択肢を示すヘルプ テキストが表示されます。システムは選択されたタスクを実行します。このインストールのトピックでは残りのステップについては省略します。

    国のキーボード マップのオプションを選択した場合は、続けて次のステップを行ってください。

  4. [Install or Recover (keymap) everRun release_number ((キーマップ) everRun <リリース番号> のインストールまたはリカバリ)] ウィンドウに、「インストールのオプション」に示されているオプションのリストが表示されます。リストのすぐ下に、オプションを選択するためのキーの説明が表示されます。BIOS モードでは、キーの説明の下にヘルプ テキストが表示されます。

    このウィンドウで、初期インストールの実行方法を次から選択します。

    • Method 1 (方法 1) — ユーザ インタフェースを使ってインストールします。この方法はインストール処理に慣れておらず、プロンプトが表示される GUI ベースの操作手順を好むユーザに適しています。

    • Method 2 (方法 2) — コマンド ラインを使ってインストールします。この方法ではインストール処理を自動化できます。前もって IP の設定を入力しておき、ユーザ操作なしでインストール処理を実行できます。この方法は、ソフトウェアを再インストールする必要があり、すべての IP 設定が事前にわかっている場合は特に便利です。
  1. これ以降はプロンプトの表示なしでインストール処理が続行されます。1 台目の PM がリブートするまで操作は必要ありません。リブートしたら、次を行います。
    1. ブート可能なメディアを取り出すか、ISO イメージをアンマウントします。
    2. IP アドレスを動的に取得するよう構成してある場合、「管理 IP アドレスを記録する」の説明に従って、その IP アドレスを記録します。
  2. 「everRun ソフトウェアをインストールする」の次の手順を実行します。