仮想マシンのリソースを再プロビジョニングする

仮想マシン (VM) を再プロビジョニングして、その仮想 CPU (vCPU)、メモリ、ストレージ、またはネットワークのリソースの割り当てを変更します。

[仮想マシン] ページの下部パネルで [構成] をクリックして、仮想マシンの再プロビジョニング ウィザードを起動します。ウィザードに VM のリソース再割り当てのプロセスが順を追って表示されます。

前提条件:  

仮想マシンを再プロビジョニングするには

  1. [仮想マシン] ページを開きます (「[仮想マシン] ページ」を参照してください)。
  2. VM を選択して [シャットダウン] をクリックします。
  3. VM が停止したら、[構成] をクリックして仮想マシンの再プロビジョニング ウィザードを表示します。
  4. [名前、説明および保護] ページで、次を行います。
    1. VM に everRun 可用性コンソールで表示される [名前] を入力し、オプションで [説明] を入力します。

      VM 名は、以下の要件を満たす必要があります。

      • VM 名は単語または数字で始める必要があり、名前に特殊文字 (たとえば #、%、または $) を含めることはできません。
      • VM 名に Zombie- や migrating- などのハイフン付きのプレフィックスは使用できません。
      • VM 名には最大 85 文字を使用できます。
    2. VM で使用する保護のレベルを選択します。
      • フォールト トレラント (FT)
      • 高可用性 (HA)

      これらの保護レベルの詳細については、「新しい仮想マシンを作成する」と、「運用モード」を参照してください。

    3. [次へ] をクリックします。
  5. [vCPU とメモリ] ページで次を行います。

    1. VM に割り当てる vCPU の数とメモリの容量を指定します。詳細については、「仮想マシンの vCPU を計画する」および「仮想マシンのメモリを計画する」を参照してください。
    2. [次へ] をクリックします。

  6. [ボリューム] ページで、次を行えます。
    :  
    • [ブート ボリューム] をクリックして、ブート ボリュームを切断します。

      注意事項: ブート ボリュームを切断すると、VM がブート不可能になります。

      ブート ボリュームを切断すると VM がブート不可能になることを知らせるメッセージが表示されます。ブート ボリュームの切断を取り消すには、[切断を元に戻す] をクリックします。

    • ボリュームを VM から切断し、後日使用できるように維持しておくには、[切断] をクリックします。
    • ボリュームを everRun システムから完全に削除するには、[削除] をクリックします。
    • プルダウン メニューが表示される場合、メニューから未接続のボリュームを選択し、[接続] をクリックします。

      あるいは、該当する場合は [新しいボリュームの追加] をクリックして新しいデータ ボリュームを作成します。(ボタンが表示されない場合、ウィザード ページの一番下までスクロールします。)

      未接続のボリュームや新しいボリュームの場合、ボリュームのパラメータを指定します。

    1. ボリュームの [名前] を入力します。
    2. ボリュームの [コンテナ サイズ][ボリューム サイズ] をギガバイト (GB) 単位で入力します。コンテナ サイズは、スナップショットを保存する追加の容量を含む、ボリュームの合計サイズです。ボリューム サイズは、コンテナのうち、ゲスト オペレーティング システムで利用できる部分です。ストレージ割り当ての詳細については、「ボリューム コンテナのサイズを決定する」および「仮想マシンのストレージを計画する」を参照してください。

    3. ボリュームの [ストレージ グループ] を選択し、該当する場合は [セクター サイズ] を選択します。

      必ずボリュームのセクター サイズがサポートされるストレージ グループを選択してください (「仮想マシンのストレージを計画する」を参照)。ブート ボリュームのセクター サイズは 512B でなければなりません。セクター サイズを 4K または 512B に指定できるのはデータ ディスクのみです。

    4. 該当する場合、[接続] をクリックしてボリュームを VM に接続します。

    続行するには [次へ] をクリックします。

  7. [ネットワーク] ページで、この VM に接続する各共有ネットワークのチェック ボックスをオンにします。

    接続する各共有ネットワークについて、オプションで次を指定することもできます。

    詳細については、「仮想マシンのネットワークを計画する」を参照してください。続行するには [次へ] をクリックします。

  8. [構成サマリ] ページで次を行います。

    注意事項: 削除対象としてマークされているボリュームが正しいことを確認します。[完了] をクリックすると、削除対象としてマークされたディスクのデータは永久に失われます。
    1. 構成サマリの内容を確認します。変更が必要な場合、[戻る] をクリックします。
    2. VM のプロビジョニング構成を受け入れるには、[完了] をクリックします。
  9. [起動] をクリックして、VM を再起動します。
  10. Windows ベースの VM で、割り当て済み仮想 CPU の数を 1 から n に変更したり n から 1 に変更した場合、再プロビジョニングの完了時に VM を再起動した後で、VM をもう一度シャットダウンして再起動する必要があります。これにより、VM が対称型マルチプロセッシング (SMP) のために正しく再構成されます。この VM は、再起動されるまで異常な動作を示し、使用不可になります。

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