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新しくインストールしたリリース 7.4.0 システムの外付けストレージを構成する

everRun システムをインストールした後、外付けストレージを接続して構成できます。everRun システムはファイバー チャネルおよび iSCSI のストレージ システムをサポートします。

前提条件: 以下の手順を行う前に、次が必要です。

新しくインストールしたリリース 7.4.0.0 システムの外付けストレージを構成するには

次の手順をまず node0 で実行し、node1 でも繰り返します。

  1. /Etc/lvm/lvm.conf ファイルを編集して filter エントリにブート ディスクとデータ ディスクを追加します。次に手順の例を示します。

    1. filter エントリのコメントを解除します。
    2. ブート ディスク a/sda/ と、システムにインストールされている内蔵データ ディスクをすべて filter エントリに追加します。次はデータ ディスク sdb を持つシステムの場合の例です。

      filter = [ "a/sda/", "a/sdb/" ]

  2. Linux マルチパスを構成する の説明を参照してマルチパスを構成します。
  3. 外付けストレージの LUN を追加または削除する の説明および外付けストレージ システムのベンダーから提供された指示を参照して、外付けストレージを構成します。

    システムが iSCSI 外付けストレージに接続されている場合、交換した PM から新しい iSCSI 'iqn' をコピー (またはメモ) して、外付けストレージ アレイの PM のホスト エントリを新しい 'iqn’ で更新します。この手順は、新しい LUN を新しい PM にマッピングする前に実行する必要があります。

  4. 外付けストレージ アレイに新しい LUN を作成し、これを新しい PM にマッピングします。
  5. 新しいストレージ グループを作成します。

    たとえば、250 GB と 750 GB の合計 2 つの LUN をノードにマッピングする場合、StorageGroup_250GB と StorageGroup_750GB という新しいストレージ グループを作成できます。

  6. echo コマンドを実行して、ノードを再スキャンして新しい LUN を検出します (詳細については、外付けストレージの LUN を追加または削除するを参照してください)。

    次にコマンドの例を示します。
    echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host1/scan
    echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host6/scan

    スキャンした後、everRun 可用性コンソールで新しい LUN を確認するには、[物理マシン] ページの [ストレージ] タブに移動します。[物理マシン] ページを参照してください。

  7. LUN を (前述のステップ 5 で作成した) 適切なストレージ グループに配置します。たとえば、250 GB の LUN を StorageGroup_250GB に配置します。

残りのノードでも上記の手順を繰り返します。

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