Linux ベースの仮想マシンを構成する
Linux ベースの仮想マシンをインストールした後、次を参照して稼動時に必要となる追加のリソースとソフトウェアを構成します。
VM スナップショットを作成する予定がある場合 (「スナップショットを管理する」を参照)、次で説明されているように QEMU ゲスト エージェントをインストールすることを検討してください。
また、以下の設定も構成する必要があります。
- ゲスト オペレーティング システムが省エネルギー状態になるのを防ぐため、休止機能を無効にします (これはデフォルトで有効になっている場合があります)。
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ゲスト オペレーティング システムの電源ボタンのアクションを、ゲストを "休止" にする代わりに "シャットダウン" するように構成して、everRun 可用性コンソールの VM の [シャットダウン] ボタンが正しく機能するようにします。最小サーバ バージョンの Ubuntu Linux の場合、オプションで acpid パッケージをインストールして [シャットダウン] ボタンを有効にします。「仮想マシンをシャットダウンする」を参照してください。
- kexec-tools パッケージをインストールして、システムがクラッシュしたときにクラッシュ ダンプ ファイルが生成されるようにゲスト オペレーティング システムを構成します。
- Ubuntu Linux ゲスト オペレーティング システムの場合、VM コンソールが everRun 可用性コンソールでハングする問題を避けるため、/boot/grub/grub.cfg ファイルを編集して gfxmode パラメータを text に変更します (例: set gfxmode=text)。VM コンソールがハングしてパラメータを設定できない場合、「仮想マシン コンソールのセッションを開く」のトラブルシューティング情報を参照し、問題を解決してください。
これらの設定の詳細については、お使いの Linux のマニュアルを参照してください。
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