トラブルシューティング
エクスポート プロセスやインポート プロセスで発生した問題を解決するには、必要に応じて以下の情報を参照してください。
インポートをキャンセルしたり、インポートが失敗した後でクリーンアップするには
ターゲット システム上の everRun 可用性コンソールで、インポートした VM およびそれに関連するすべてのボリュームを削除します。
ターゲット VM で見つからないデータ ボリュームを復旧するには
インポートの完了後にターゲット システムの VM にデータ ボリュームが表示されない場合、次の手順でこれらのボリュームを手作業で復元できます。
- VM をシャットダウンして仮想マシンの再プロビジョニング ウィザードを実行し、[ボリューム] ページで正しいボリュームを含めます。
- Windows ベースの VM ではディスク管理を使用してデータ ボリュームをオンラインにします。
- Linux ベースの VM の場合、/etc/fstab ファイルを編集して、ストレージ デバイスに新しいデバイス名を反映させます。インポートにボリュームを含めなかった場合には、デバイス名が一致しなくなることがあります。
everRun システムの VM で見つからないネットワーク デバイスを復旧するには
インポートの完了後にターゲット システムの VM にネットワーク デバイスが表示されない場合、次の手順でこれらのデバイスを手作業で復元できます。
- VM をシャットダウンして仮想マシンの再プロビジョニング ウィザードを実行し、[ネットワーク] ページで正しいネットワークを含めます。
- Linux ベースの VM の場合、ネットワーク スタートアップ スクリプトを再構成して、ネットワーク インタフェースに新しいデバイス名を反映させます。
新しいネットワーク ドライバを手動でインストールするには
PM や VM をインポートした後、ネットワーク ドライバが正しくインストールされないことがあります (たとえば、[デバイス マネージャー] に警告 
付きのドライバが一覧される場合があります)。この問題が発生した場合は、ドライバを手動でインストールしてください。
- VM コンソール ウィンドウで、ゲスト オペレーティング システムの [デバイス マネージャー] を開きます。
- [ネットワーク アダプタ] を展開して [Red Hat VirtIO Ethernet Adapter] を右クリックします (ドライバが正しく機能していません)。
- [ドライバ ソフトウェアの更新] を選択します。
- ポップアップ ウィンドウで [コンピュータを参照してドライバ ソフトウェアを検索します] をクリックします。
- [コンピュータ上のデバイス ドライバの一覧から選択します] をクリックします。
- [Red Hat VirtIO Ethernet Adapter] を選択します。
- [次へ] をクリックしてネットワーク ドライバをインストールします。
ドライバがインストールされたら、everRun 可用性コンソールで VM の状態を確認します。状態が実行中 (
) であればドライバが正しく機能しています。